今なぜ「ビジョントレーニング」が必要なのでしょうか?

 私は塾講師として長年子どもたちと接する中で「集中力が続かない」「姿勢を正して授業が受けられない」など集団クラスで教えることが難しい生徒が増えてきていると感じています。

 これは世の中が便利になることで思考力が低下したり、スマホやゲーム、YouTubeの時間が増えたりと、子どもたちをとりまく環境が変わったことによる弊害なのかもしれません。

 塾に来てもらっても、なかなか成果につながらないケースも出てきました。どのように指導していけば、集中して学習し、結果が出せるだろうと試行錯誤していた時に出会ったのがビジョントレーニングでした。

 ビジョントレーニングは欧米では60年以上の歴史があります。情報の80%は目を通して脳に入り、脳が情報を処理して、手足に伝えたり、考えたり、言語化したりします。目の使い方を鎩えることは、脳を乗えることになり、視空間認知能力を高め、動体視力、判断力、集中力など様々な能力向上につながり、学力をUPすることができます。

 スキャモンの発育発達曲線では、脳や感覚器官などの神経系統は5歳までに80%の成長と遂げ、12歳でほぼ100%になるといわれています。就学前からさまざまな体験をして、刺激を与えていくことがすべての土台につながります。

 好学館では就学前や低学年・中学年を対象にビジョントレーニングのクラスを開講します。このクラスで苦手を克服し、様々な悩みを解決しながら、子どもたちの可能性を伸ばし、高めていきたいと思います。

 

日本ビジョントレーニング普及協会認定

プロフェッショナルビジョントレーナー 

高野 千晶